バーサーカー・鬼女紅葉(Fate/Requiem)に会ってきました
先日紹介したFateシリーズのスピンオフ小説『Fate/Requiem 1 星巡る少年』
『Fate/Requiem』に登場するサーヴァントの一騎、バーサーカー・鬼女紅葉は我が地元信州に伝わる英霊とのこと。調べてみると長野市は戸隠や鬼無里地区の伝承らしい。幸い今の住居からそれほど遠くないため、スマホの機種変更の待ち時間(約6時間)でバーサーカーに会いにドライブしてきた。
そもそも作中においてバーサーカー・鬼女紅葉はどのようなキャラクターなのか。口絵のカラーイラストを見て頂ければ一目瞭然だが、異形の存在である。バーサーカーは狂化されているとはいえ、普通は人の形を保つ。しかし鬼女紅葉の姿は一言で言えば恐竜である。それが白無垢を羽織っているというのだから、異形さも際立つ。
しかし見た目の恐ろしさに反してとても優しいサーヴァントである。治癒魔術を得意としマスターであるカリンの親友エリセの窮地を救う。バーサーカーの特徴として言語を用いたコミュニケーションはできないが、礼装アプリを使うことでマスター以外の人間ともそれなりに意思の疎通ができるようだ。
では実際に伝承に伝わる鬼女紅葉はどのような人物なのでしょうか。
出身地は？ 彼氏はいるの？
気になる年収は？ ......調べてみました！
いかがでしたか？
誰か内容をまとめてください！
(ざっくり読んでみたところ、京都で貴人の側室となった女性が、正妻を呪い殺そうとした結果、長野の山奥に流罪となったが、恨みを忘れられず鬼と化したために平維茂将軍に討伐された。しかし流された土地の民には悪さをせず、都の文化を伝えたために、現地の人々には愛されている。といったような理解をしました。)
作中でストリートミュージシャンがマスターであるカリンに手を出しはしないかと警戒する場面があるが、彼女もそういう軟派な貴族に騙され、鬼と果てるという結末に至ったのかもしれない。TYPE-MOON史観における鬼女紅葉の物語も、どこかで語られるのでしょうか。
私はきちんと調べるのが煩わしくて、グーグルマップに「鬼女紅葉」と打ち込んで、表示された場所にとりあえず足を運びました！
それがこちら。
……道がないですね。
とりあえず近くの池まで行ってみることに。
こちら鏡池というそうです。この日はあいにくの天気でしたが、きれいに晴れた日には山々が湖面に鏡のように映るとか映らないとか。今考えました。
池のほとりに森の中へと続く道がありました、どうやらここから奥へ進めるようです。
道を進んでいくと……
おや、鳥居が見えてきました。
鳥居をくぐってさらに進むと……
道沿いに台座も合わせて２ｍほどの石像が現れます。
こちらがモミさんこと鬼女紅葉の像かと思われます。聖杯戦争で鬼女紅葉を召喚したいと考えるマスターは、ここで召喚を行うと良いのではないでしょうか。
そして鬼女紅葉と道を挟んだ向かい側にはこちら、
平維茂と思われる石像があります。手には矢を持ち、背中にあるのは矢筒でしょうか、傘でしょうか。
維茂像の後ろからの写真がこちら。分かりにくいですが、鬼女紅葉と向かい合っています。
ここで召喚をしたら平維茂が現れるかもしれません。（いづれも聖杯戦争で勝ち抜けるとは思えないマイナーサーヴァントですが……。）
『Fate/Requiem』に登場する鬼女紅葉は鬼へと変転したのちの姿なのだろう。石像とは似ても似つかない姿だが、この小旅行でなんとバーサーカー・鬼女紅葉のもの思われる像を発見した！
それがこちら！
モォ～
