冲方丁
昨年12月の『骨灰』続き先月末の『マイ・リトル・ヒーロー』と、雑誌連載された作品の単行本化が続いた冲方丁だが、その最中に突如として刊行が告知されたのが今回紹介する『SGU 警視庁特別銃装班』。 しかもサプライズはそれだけでなく、本作を原作としたド…
歴史小説から現代サスペンスにSFアクション、さらにはファンタジーまで、あらゆるジャンルを横断して執筆する小説家・冲方丁。そんな氏の初となる長編ホラー小説『骨灰』が「小説 野生時代」での連載を経て刊行された。 ちなみに短編のホラー小説としては、…
月と日の后 作者:冲方 丁 PHP研究所 Amazon 『月と日の后』は、平安時代中期に宮廷で権勢を振るった藤原道長の娘であり、一条天皇に入内し一族繁栄の要となった藤原彰子の生涯を描いた小説。2018年5月から2021年6月まで雑誌『歴史街道』にて連載され、この度…
はなとゆめ (角川文庫) 作者:冲方 丁 KADOKAWA Amazon 『はなとゆめ』は「枕草子」の作者、清少納言の生涯を描いた歴史小説。2012年から新聞に連載され、2013年には角川書店から単行本が刊行、2016年に文庫化された。著者の冲方丁は数々のジャンルで作品を発…
突如として日本の領空に現れ、羽田空港に着陸した中国のステルス爆撃機。搭乗していた女性パイロットは日本への亡命を希望するが、その爆撃機にはとある”積荷”が載せられていた。 パイロットの身柄を巡る熾烈な格闘・逃亡劇と、事件の背後にある陰謀を暴くポ…
マルドゥックシティという巨大都市を舞台に、能力者たちの闘争を描く『マルドゥック・アノニマス』。5巻ではバロットが、かつての自分を思わせる少女アビゲイルと向き合います。 マルドゥック・アノニマス 5 (ハヤカワ文庫JA) 作者:冲方 丁 発売日: 2020/05…
文藝春秋春秋の「オール読物」で連載中の冲方丁『剣樹抄』が遂に単行本として発売されました! 剣樹抄 作者: 冲方丁 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2019/07/10 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 2017年に冲方丁の傑作「シュピーゲルシリー…
5月20日月曜日、職場の振り替え休日を利用して、県外の映画館まで「蒼穹のファフナー THE BEOND」1~3話の劇場先行公開を見てきた。高速道路を利用して片道2時間半という結構な移動だったが、そこまでして観る意味は確かにあった。 私が特に感動したの…
マルドゥック・アノニマス4 (ハヤカワ文庫JA) 作者: 冲方丁,寺田克也 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2019/03/20 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 「共感」の力を用い、裏社会で着々と勢力を拡げるハンター率いる「クインテット」。彼らに対…
宮内悠介リクエスト! 博奕のアンソロジー 作者: 宮内悠介,冲方丁,法月綸太郎,山田正紀,梓崎優,星野智幸,桜庭一樹,軒上泊,藤井太洋,日高トモキチ 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2019/01/22 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る …
麒麟児 作者: 冲方丁 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2018/12/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 慶応四年三月。鳥羽・伏見の戦いに勝利した官軍は、徳川慶喜追討令を受け、江戸に迫りつつあった。軍事取扱の勝海舟は、五万の大軍を率いる…
十二人の死にたい子どもたち (文春文庫)作者: 冲方丁出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2018/10/06メディア: 文庫この商品を含むブログを見る 廃病院に集まった十二人の少年少女。彼らの目的は「安楽死」をすること。決を取り、全員一致で、それは実行される…