2019.9 読了本まとめ
9.24 小野不由美『図南の翼 十二国記』講談社X文庫ホワイトハート
十二国記シリーズ 再読感想まとめ【part 2】 - 汗牛未充棟
9.23 星空めてお『Fate/Requiem 1 星巡る少年』TYPE-MOON BOOKS
聖杯戦争”後”の世界を描くFateスピンオフの最新作!――星空めてお『Fate/Requiem 1 星巡る少年』 - 汗牛未充棟
9.21 珪素『異修羅Ⅰ 新魔王戦争』電撃の新文芸
超常たちの激突、その前日譚――珪素『異修羅Ⅰ 新魔王戦争』 - 汗牛未充棟
9.15 サン=テグジュペリ(内藤濯 訳)『星の王子さま』岩波書店
- 作者: サン=テグジュペリ,Antoine de Saint‐Exup´ery,内藤濯
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2000/03/10
- メディア: ハードカバー
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Fateシリーズのスピンオフ作品である『Fate/requiem』が発売されたのは作年末だが、表紙に描かれている金髪少年サーヴァントについて、正体は「星の王子さま」ではないかと噂されていた。答えはどうあれこれほどメジャーな作品であれば、読者も『星の王子さま』を既読であるという前提で物語が進むだろう。
9.15 小川哲「魔術師」(『嘘と正典』収録)早川書房 Kindle無料配信版
かつて一世を風靡したものの、事業に失敗し家族を捨てたマジシャン竹村理道。その理道の復活ステージに招待された理道の息子である主人公と姉は、そこで前代未聞のマジックを目にする。果たしてこのマジックにトリックはあるのか、それとも本当に奇跡が起きたのか。そしてそれから二十二年後の現在、父と同じくマジシャンになった姉のステージに主人公は招待される。
ステージの録画を見ている現在の主人公と、二十二年前のステージ上の竹村理道、そしてその竹村理道の半生と時系列が複雑に前後するが、その洗練された語り口でまったく混乱せずに読み進めることができる。そして明らかになる一世一代の大魔術の衝撃的な内容とは。
マジックに人生をかけた魔術師たちの物語。さっくり読めて面白い、おすすめです。
9.15 小野不由美『丕緒の鳥 十二国記』新潮文庫
十二国記シリーズ 再読感想まとめ【part 2】 - 汗牛未充棟
9.6 小野不由美『東の海神 西の滄海 十二国記』 講談社X文庫ホワイトハート
9.7 小野不由美『風の万里 黎明の空 十二国記』上下 講談社X文庫ホワイトハート
十二国記シリーズ 再読感想まとめ【part 1】 - 汗牛未充棟
9.1 サマセット・モーム(金原瑞人 訳)『月と六ペンス』新潮文庫
- 作者: サマセットモーム,William Somerset Maugham,金原瑞人
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2014/03/28
- メディア: 文庫
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文化放送超A&G+で配信中のラジオ番組『鷲崎健のヨルナイト×ヨルナイト』で取り上げられたことをきっかけに手に取ってみた。